Bread
テーブルフォトは何を撮っても楽しいけれど、やっぱりパンとお菓子の写真を撮るのが一番好き!
おいしそうなパンやかわいいお菓子を見ると、とにかく撮りたい!撮りたい!とテンションが上がります。
ああして、こうして、これと合わせて、こんなふうに撮ったら素敵
とか
このソースが垂れている感じが好き
とか
このツヤツヤ感をきれいに見せたい
とか
もうオタクの思考ですな(笑)
でもね、オタク万歳!ですよね。
プロの中のプロって、オタクを通り越してみんなヘンタイですから(笑)
だから誰にもマネのできないオンリーワンになれるのです。
ああ、私もそんなオンリーワンになりたい!と、以前の私は思っていました。
そのためには努力、努力だなと。
私は自宅パン教室講師からフードコーディネーターになり、それから必要性を感じてカメラを始めたので、カメラ歴はまだまだ浅いです。
今まで違う分野のことをいろいろやってきて、その一つ一つが抜きんでるような才能も経験も持ち合わせていなくて
私には何も得意なものがなくて、自慢できることなど何もない、と思っていました。
でも、一つだけ言えることは、すべての経験は自分だけが体験してきたことで、だれも同じ経験をしていないということ。
私は私以外にはなれないし
誰も私にはなれないのです。
すべての人がどれ一つとして同じものはない、磨けば光る原石のような存在だ、と気がついた時
今までやってきたことはすべて意味があるとわかりました。
今こうしてテーブルフォトスタイリストという肩書でお仕事をさせていただいていますが、テーブルフォトの中でもフード(とりわけパンとお菓子)が好きなのも、今までの経験があってこそ。
自分の「好き」ほど強いものはない。
オンリーワンになれる近道かつ強力な武器です。
だから堂々と自分の「好き」を極めていこうじゃない?!
ナンバーワンを目指さなくてもいい。
もともと特別なオンリーワン!