私について

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Atelier Enfamille(アトリエ・あんふぁみーゆ)
テーブルフォトスタイリスト 中出真理子

「写真は教えていらっしゃらないのですか?」

テーブルフォトスタイリスト、カメラマンになろうと思ったきっかけ。
自宅でパン教室をしていた数年前のある日、こんな問い合わせが入りました。

当時私は短大の非常勤講師やフードスタイリングの仕事をしながら、約10年前にあきらめた自宅パン教室をふたたび始めたばかりでした。

赤字続きのパン教室

子どもが小さい頃に開いた自宅パン教室は、はじめはママ友が口コミで来てくれて、楽しければいいやという軽い気持ちでやっていました。
でも、引っ越しや出産、パートに出るなどの理由で、ついに生徒さんが0人に。
あわてて集客をしましたが、申込みが入りません。
試作のパンを焼いては自分や家族で消費する、材料が余る、材料費がかさむ・・・という悪循環を繰り返しました。

おいしいパンが失敗なく焼ける、発酵時間に作るスイーツは簡単で好評、レッスンはいつも楽しい。
でも、レッスンを受けてもらわなければ意味がありません。
魅力が足りないのかな?一体何が足りないんだろう?

さまざまな教室の案内やブログを見て、自分に何が足りないのかを考えるうちに「資格が足りないからだ!」と思いいたります。
資格貧乏の始まりです(苦笑)

もともとパンの作り方だけでなく、食べるところまで(食空間の演出法)をお届けしたいと思っていたこともあり、その後、テーブルコーディネーターやフードコーディネーターの資格を取得。
知識を広めることはできましたが、資格を取ったからといっても、パン教室の生徒さんはいっこうに増えませんでした。
家計からお金を借りてオーブンや発酵器なども揃えたのに、赤字続きのパン教室はやめるしかありませんでした。

フードスタイリングの仕事から得たこと

しかし、フードコーディネーターの勉強をしたおかげで、ある会社の代表取締役社長のアシスタントとして仕事をもらえるようになりました。
厳しい指導とさまざまな経験は大きな肥やしとなり、今の私の基礎を形作ってくれました。

また、非常勤講師として短大でフードコーディネートやテーブルコーディネートを教えたり、撮影用の食器を探したり、料理やコンセプトに合わせて背景を選んだり、食品メーカーのフードスタイリングをしたりする仕事などから、お客様の心をつかむ方法や、魅力的な写真の作り方(撮り方)について考えるようになりました。

カタログやチラシの商品写真は、直接売り上げの結果につながります。
カタログの商品が売れないのは写真が原因ということになるので、本当にシビアな世界です。

そこでスタイリングをしながら、何をどう見せたらいいのか、お客様は何を求めているのか、クライアントはどうしてほしいのか・・・?

時代のニーズとコンセプトに合ったスタイリングが求められ、無我夢中で仕事をしました。

テーブルフォトスタイリスト中出真理子

思い描いた世界観が表現できた瞬間

撮影の現場にはスタイリストとカメラマンがいます。
実際に見ている状態ではきれいでも、カメラのファインダーをのぞかないと、実はどんなふうに見えているのかわからないので、スタイリストは画面を見ながら(またはカメラマンの指示に従って)微調整をすることになります。

スタイリストは自力で最後まで写真を作り上げることができないと感じるようになり、自分で撮れるように写真を勉強しました。

思い描いた世界観が表現できた時、あまりにうれしくて小躍りしてしまうほど、幸せな気持ちになりました。
写真を撮る(作る)ことがこんなに楽しいなんて!

そして、以前パン教室がうまくいかなかったのは「まずそうな写真」が原因だったと気がついたのです。
最初のパン教室をやめてから、もう10年以上の月日が流れていました。

もちろん、売れなかった理由は写真だけではないでしょう。
でも、写真がどれだけ大きなウェイトを占めるかは、撮影現場にいて肌で感じてきたことだったのです。

テーブルフォトスタイリスト中出真理子

自宅パン教室を再開

おいしそうなパンの写真が撮れるようになって、もう一度パン教室を再開したい!と思うようになりました。
諦めた夢を、今度はきっと花開かせるんだと決意。
そして自宅パン教室を再開。

お申込みがどんどん入り、やっぱり写真の力ってすごい!と感じていた頃。

冒頭の「写真は教えていらっしゃらないのですか」というお問い合わせがあったのでした。
教室を再開して半年ほど経った頃でした。

その人は自宅教室を主宰するアクセサリー作家さん。
アクセサリーの作り方を教えながら、SNSで問い合わせが入ったらオーダーメイドするというスタイルでお仕事をされていました。
私のパンの写真を見て、写真が素敵!と思ってくださったようで、遠慮がちに「パンも魅力的なのですが……」と言われました。

まさか写真で問い合わせがくるとは思っていませんでしたが、その人の今までの写真を見せていただいて失礼ながら納得。
実物を見たらうっとりするような、美しく繊細なアクセサリーなのに。

写真でこんなに変わるんだ。

アクセサリーの本来の魅力が伝わるように、プライベートレッスンで写真の撮り方、スタイリングを教えて差し上げると、みるみるうちに写真が美しく変わりました。

個人事業主はカメラマンの役割もスタイリストの仕事も全部ひとりでやらなければなりません。
カメラワークだけでも、スタイリングのスキルだけでも写真がきれいに撮れないことがわかっている私は、両面から写真を作り上げていくことをお話しました。

美しいアクセサリーがより一層美しく、心を鷲掴みにされるような写真になってからしばらくして、その方のお客様の層が変わったのです。

今までは安い値段でしか売れなかったのに、その倍近くの値段でも「買いたい」という人がでてきたのです。
おまけに、WEBサイトの写真を見たお客様からのオーダーで売れるから、最初にたくさん作って売れ残りが出てしまうイベントの出店はやめた、とのこと。

アクセサリー作家さんの自信に満ちた明るい笑顔が印象的で心に残っています。

パン教室から写真教室へ転向

夢を叶え、いきいきと自分のしたいことをやって、お客様(生徒様)に喜んでもらってお金をいただける。
趣味ではなく、仕事としてやりたいことができるんだ!
私はもっとそんな人を増やしたいと思いました。

私には今までの経験からお伝えできることがたくさんある。
写真を教えるうちに、多くの教室の先生やWEBショップオーナーさんが過去の私と同じように悩んでいるということがわかってきました。
写真を習いたい人は皆、集客に悩んでいるし、商品の見せ方がわからなくて困っていたのです。

写真は単なる記録ではありません。
言葉はないけれど、一目見ただけで言いたいことが全部伝わるものでなければならないのです。

まずそうなパンの写真をせっせとブログに載せて、売れない教室をやっていた私だからこそ、何につまずき、何を悩み、何に困っているのかが手に取るようにわかります。

私は好きなことを仕事にしたいと教室やショップを立ち上げ、夢へと走り出した人の悩みを解決し、願望実現のお手伝いができる、と確信しました。

私の仕事は、きちんと魅力が伝わる写真が撮れるようにサポートすること。
今までフードコーディネートやスタイリングを通して身につけてきたノウハウを、さらに磨きをかけて必要な人にお渡ししよう。

そう考えた私はパン教室から写真教室へと転向する決心をしました。

写真のスキルはこれからもっと求められるように

現在、写真とスタイリングの教室には、教室の先生やショップのオーナーさんに加え、食品・食器メーカーの社員さんや、料理学校の職員さんがSNS配信担当で写真を撮るからと習いに来られるケースが増えています。

また、企業さんと写真でやり取りすることが多く、きれいな写真じゃないと会社のイメージダウンになりかねないから、という理由で来られる方もいらっしゃいます。

直接会って話をしたり、イベントなどで直接商品を紹介する場面が少なくなってきたこともあり、より一層写真が重要になってきているのでしょう。

ビジネスでも通用する写真のスキルはこれからもっと求められるように思います。
また、個人でも人柄や思想を語るツールとして、一層写真の役割が大きくなっていくでしょう。

Enfamille(あんふぁみーゆ)とは

屋号の「Atelier Enfamille(アトリエ・あんふぁみーゆ)」のEnfamilleはフランス語の造語で、家・家族という意味です。

パン教室の頃からの屋号で、家族と一緒に食べる幸せな時間を提供したい、という思いから名付けました。
今は写真とスタイリングの屋号となりましたが、思いは同じ。

悩める人、疲れた人、英気を養いたい人、インスピレーションが欲しい人……みんなここに帰ってきてください。
そしてここで「写真」という魅力を手にして、また大きな一歩を踏み出してください。

Atelier Enfamilleはあなたにとっての「家」でありたいと思っています。

世界観が伝わる商品写真、イメージ写真は、一瞬で見る人を惹きつけ、長く心に残ります。
一瞬で伝わるメッセージを写真に込める。
言葉以上に語りかける1枚を撮る。
美しい写真であなたの未来を切り開いていきませんか?

概略>

1999年より大阪府交野市にて自宅パン教室主宰(累計10年)
パンを教えるだけでなく食べるシーンの演出方法もお伝えしたいとテーブルコーディネート、フードコーディネートを学ぶ。

食空間演出のアシスタント、料理コンテストのフードコーディネート(背景演出、食器選定)を経て、短大のフードコーディネート・テーブルコーディネートの非常勤講師として10年以上勤める。(四條畷学園短期大学、大阪夕陽丘短期大学他)

また、フードコーディネーターとして食品メーカーなどの商品撮影に携わる。
フードスタイリングにはカメラの技術も必要と感じ、写真を学ぶ。

おいしそうなパンの写真が撮れるようになり、自宅パン教室を再開するが、
パン以上に写真を学びたいという人が多数いることを感じ、平成31年に写真とスタイリングの教室に転向。

現在、テーブルフォト(料理や小物など物撮り写真)専門のスタイリスト、《テーブルフォトスタイリスト》、カメラマンとしてフリーで活動中。

<主な実績

・2005~2010年 日経レストランメニューグランプリにて第2次審査フードコーディネートを担当
・2009年2月 第18回テーブルウェア大賞~優しい食卓食空間コンテスト~にて入賞 
・2015年 ミラノ万博博覧会 日本館にて日本食と食文化を伝える展示に参加
・2016年 大阪府太子町の特産物を使った町おこし商品開発と料理教室開催
・2020年1月 特定非営利活動法人日本フードコーディネーター協会主催FCAJフードコーディネーターの知識と技術を習得する実践講座『フードスタイリング&フードフォト講座』にてスマートフォンで撮るフードフォト講座を担当
・2019~2020年 関西女子カメラ部記事寄稿
・2020年 滋賀県守山市citta cafe メニュー撮影、 イベント・パーティーの撮影等
・2021年 大阪成蹊大学経営学部 経営学科食ビジネスコース 特別授業登壇
・株式会社フェールパシパラAURATiER 様 商品撮影
・イベント、パーティー撮影、食品メーカー商品撮影、プロフィール写真撮影等多数